いぶりの☆星空散歩 2016年01月
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いっかくじゅう座

今ごろは、一年中でもっとも寒い時期です。
今シーズンは暖冬と言われていましたが、
このところの北海道の寒さは身にしみます。

一方夜空には冬の星座が輝いています。
冬の星座には1等星が7個もあり、冬の夜空はとてもにぎやかです。
中でもオリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。
これら3つの1等星を結んでできる大きな三角形は
『冬の大三角』と呼ばれ、他の星座を探す目印といわれています。
その冬の大三角の中にひっそりと隠れているような星座が、
今回紹介する『いっかくじゅう座』です。


                              ※室蘭岳上空に見える冬の大三角といっかくじゅう座
(撮影:20151214日午前412分頃 登別市札内町)

一般的に星座は、ひらがなやカタカナで表記されますが、
この星座は『一角獣』と漢字で表現したほうが、わかりやすいいかもしれません。
額の上に1本の角を持つ白い馬に似た姿で、旧約聖書に登場する

架空の動物『ユニコーン』をモチーフにした星座といわれています。


17世紀にドイツの天文学者ヤコブス・バルチウスが設定したとされていますが、
それよりも少し前に、オランダの神学者で地図製作者ペトルス・プランシウスが
作成した天球儀に、この星座が描かれていたという説も伝わっています。



ユニコーンは、つかまえると幸運が訪れると信じられていた伝説の動物ですが、
いっかくじゅう座は新しい星座のため神話はありません。
固有名詞のついた星もありません。
しかしれっきとした全天88星座の一つで、冬の星座に分類されています。

4等星以下の暗い星ばかりの星座のため、なかなか見つけにくいかもしれませんが、
空気が澄んでいる今の時期は探すチャンスです。
なるべく月のない暗い夜空で、冬の大三角を目印に、
めずらしい冬の星座を探してみてください。

※ 室蘭民報 2016年1月24日掲載
 
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