いぶりの☆星空散歩 2017年12月
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2018年の天文現象

新しい年が始まりました。
2018年は、どんな天文現象が見られるのでしょう。


▲2年前の2016年に地球に接近した火星(撮影:2016527日午後914分 登別市札内町)

今年もっとも注目されているのは、
日本で1月と7月に2回見られる『皆既月食』です。

月食とは、月が地球の影の中を通過することによって
月を照らす太陽の光が地球にさえぎられ、
月が暗くなったり、欠けたように見える現象です。

まず131日の夜に、今年1回目の皆既月食が起こります。
室蘭で皆既月食が見られるのは2015年の4月以来です。
今回の月食は、日本全国で食の始まりから終わりまで見られ、
観察するにはとても条件の良い月食です。

また、7月28日の夜明け前には今年2回目の
皆既月食が起こりますが、残念ながら北海道では
皆既食 ( かいきしょく )が始まる前に月が沈んでしまいます




7月31日には火星が15年ぶりに地球に大接近します。
火星はおよそ2年2カ月ごとに地球に接近しますが、
その距離は毎回異なります。それは火星の公転軌道
少しつぶれた楕円形を描いているためです。

2018年は、地球と火星が公転軌道上のかなり近い位置で近づき、
その距離は5,759kmです。
地球と火星の距離が6,000kmよりも近くまで接近するのは、
『超大接近』といわれた2003年の
接近時の5,576km以来15年ぶりです。

回今年よりもさらに接近するのは2035年の9月と予想されています。 
火星は、接近日だけでなく、その前後1カ月は大きく見えているので、
今年の夏は赤く輝く火星を観察する好機です。

終わりに、今年の流れ星はどうでしょう。
三大流星群のうち、ペルセウス座流星群(8月)と
ふたご座流星群(12月)については、
極大の時刻や月齢の条件が良く、
多くの流星が観察できそうです。

 ※室蘭民報 2018年1月7日掲載
 

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