いぶりの☆星空散歩 2019年07月
fc2ブログ

さそり座

7月下旬になると夏の星座・さそり座が見ごろをむかえます。

さそり座は、夏の南の空でアルファベットのS字型のカーブを描くように並び、

下半分が天の川にかかるように見える星座です。


121-さそり座_E9A5136

 ▲さそり座(撮影:20146202217分、室蘭市母恋南町) 


節足動物のサソリは、しっぽの先に毒針を持っていますが、

神話のさそり座は、傲慢なふるまいのオリオンをこらしめるため

天の神々が放った毒サソリで、オリオンを成敗した功績をたた

天に上げられ星座になったと伝えられています


これは、さそり座とオリオン座が、見かけ上およそ180度離れており、

さそり座が昇ってくるころに、オリオン座が逃げるように沈むため、

この天文現象をもとに星座神話がつくられたのではないか、

と言われています。


星図(掲載用)さそり座


 日本では、しっぽのカーブを大きな釣り針に見立てていたようで、

『魚釣り星』や『鯛釣り星』など呼び名が残されています


さそり座の1等星は、赤く輝くアンタレス。

アンタレスが赤く見えるのは表面温度が約3千度と

低いためと言われています。

日本では古くから『赤星』などと呼ばれていました。


この赤い星は、よく火星と比べられます。

昨年は、15年ぶりに地球に大接近した火星が赤さを競っていましたが、

今年はその火星に代わり、さそり座付近で

同じ太陽系の惑星・木星が白く輝いています。


アンタレスのほかに5個の2等星があるさそり座は、

星の並びが整っており、撮影しやすい星座ですが、

室蘭付近では、さそりのしっぽ付近、日本で釣り針の先端に

見立てた部分が、霧や低い雲などにおおわれる日が多く、

この画像のように、夏にさそり座全体を見ることのできる日は

あまり多くありません。


 ※室蘭民報 2019年7月21日掲載予定

  


スポンサーサイト



プロフィール

kamokenyamafc

Author:kamokenyamafc
DENZAI環境科学館の天文ガイド

最新記事
カテゴリ
カレンダー&アーカイブ(Tree)
06 | 2019/07 | 08
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

+ アーカイブ
 
シンプルアーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR